1リットルの涙
木藤 亜也 幻冬舎 ¥560 ★★★★☆ 「私は何のために生きてきたの?」 「私でも誰かに役に立てることはあるの?」 人の役に立つ仕事をしたいと思っていた主人公が 誰かの助けがないと 日々の生活ができなくなっていく 徐々に でも 確実に 今までできていたことが だんだんとできなくなっていくつらさ 昔の自分と比較したらいけない そんなこと言われたって つい考えてしまう 去年は歩けたのに 去年は立てたのに ・・・ あとがきに お母さんと主治医の先生の回想があった そこには 必死でリハビリを続ける主人公の姿に まわりで文句を言いつつ リハビリしようとしなかった大人たちが励まされ リハビリに励むようになったとか そのことを主人公は知っていたかどうかわからないが 役に立てたことを喜んでいたと思う この本を読んで 若い知人・友人が病気で亡くなったことを思い出した 2人とも もっともっと生きたかっただろうことを考えると 生かしてもらっている私は 何をすべきか もっともっと考えなくてはいけない
by keityan_2005
| 2006-02-07 20:36
| レビュー(本)
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