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ほめられ下手

「100人いたら99人は褒められて伸びる」
昔,テレビでこんなことを言ってる人がいた
そのとき、「あっ、私は残りの1人だ」
と直感した
99人と1人という比が正しいかどうかは別として
今でもそのときの判断は間違っていないと思う




私は,叱られて伸びる人間だと思っている
褒められたらうれしいけど
いい気になってがんばるのをやめてしまう

叱られたり、けなされたりしたほうが
「なにくそ」とやる気が出てくる(変なヤツ)

この性格の困った点
人も同じだと思ってしまうと
褒めるよりも欠点を指摘してしまう
その結果99人は伸びない
なので最近は長所を指摘するように気をつけている
(これでもそうしているつもり)

褒めたら伸びると思っている人から
褒めてもらっても成長がそこで止まってしまう

この言葉を思い出したのは
ある方からお褒め(でもないか?)のメールを頂いたから
原稿を見てもらおうと送ったら
「かなりよく書けていると思います」
とコメントが返ってきてしまった

今までのコメントが「文章そのものも整理がなされておらず,
思いつきで書きなぐったメモのレベルから脱していません.
プログラムでいえばスパゲッティー状のソースコードに近いです.」
別の方の指摘
「ひとつひとつの文章は意味が通っていても、
前後関係が唐突だったり、循環してたりする気がします。
あんまり適切な表現ではないかもしれませんが、
日記のような印象でしょうか。」

この場に出すのも恥ずかしいけど
(それにしてもお二人とも例えが上手だなぁと感心)
今までこんなコメントが多かったので
今回もこのようなコメントが返ってくると
思っていた(期待すらしていたのかも)

今回褒められて困ったのは
うまく書けたという実感がなかったからか?
いつも手抜きはしていないし
できる限り理論的に書いているつもりでも
先のようなコメントが返ってくる

今回はできたという気もなく
とにかく今できる精一杯の状態で
出したらなぜかお褒めのコメント
(それでもかなり訂正箇所があったけど)
できたという実感がない

「ここらで一度褒めておいてやろう」
と考えて褒めていただいたのだと思っておこう

かなり恥ずかしいコメントを暴露してしまった
このコメントを
「あの時はこんなコメントをもらっていたけど
今はこんなコメントを出せるようになった」
と成長の軌跡が見えるように載せてみた

半年後,1年後,どのくらい成長できているのだろうか?
by keityan_2005 | 2005-09-23 13:55 | 反省
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